実用的な自動運転車が登場してきましたね。2023年4月に、淡路島でバスの自動運転車実証実験が開始され話題になりました。
日産のプロパイロット搭載車も高評価!近い未来、完全な自動運転車が登場するね。
自動運転車、淡路で実証実験へ 万博までの実用化、すぐそこに 全操作が自動「レベル3」
2023/4/4 17:55神戸新聞NEXT兵庫県企業庁は2023年度、淡路島で自動運転車の実証実験に乗り出す。いずれも淡路市にある国営明石海峡公園内のリゾート施設「アクアイグニス淡路島」と約2キロ離れたホテルのグランドニッコー淡路、淡路交流の翼港を周回し、ルートの一部に公道も含まれる。25年の大阪・関西万博までに自動運転車の実用化を目指す。
元ソース:https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016211715.shtml
自動走行は、将来的に何処まで発展していくのでしょうか? バス、タクシーなどが自動運転車になると、運転手さんイラなくなっちゃうね。
自動走行の実装化
自動走行は、交通事故の削減、渋滞の緩和、高齢者の移動手段の確保等の課題の解決に大きな効果が期待されており、政府全体の目標として、2020年を目途とした高速道路での自動運転の実現や、2020年までの限定地域での無人自動運転移動サービスの実装、2025年目途に全国の各地域におけるサービスの実現が掲げられています。
参考:ITS http://www.nilim.go.jp/lab/qcg/research/automated-driving.html
自動運転技術は、レベル0からレベル5まで5段階に分けられます。レベル0は自動運転機能がなく、完全に人間が操作するものです。レベル1からレベル3は部分的な自動運転機能があります。レベル4とレベル5は完全な自動運転機能があります。レベル4は特定条件下で完全な自動運転が可能であり、レベル5はあらゆる条件下で完全な自動運転が可能です。
参考:経済産業省 https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/jido_soko/20210430_report.html
自動走行実装化については、政府や企業が積極的に取り組んでいるプロジェクトで、具体的には、国土交通省や経済産業省が主導するプロジェクト「RoAD to the L4」や、「自動走行ビジネス検討会」などがあります。
日産の自動運転技術「プロパイロット」
自動運転支援技術「プロパイロット」は、単一の車線上での高速道路走行時に、車線維持や先行車との車間距離を自動制御する機能を持っています。自動運転機能ではないので、ドライバーが運転席に座っている必要はあります。
参考:日産 https://www2.nissan.co.jp/BRAND/PROPILOT/
2016年に日産の新型セレナに、プロパイロットが初搭載されました。その後、エクストレイル、日産リーフ、ノート、キックス、軽自動車のデイズやルークス、日産サクラに搭載されています。
プロパイロット2.0が登場!
プロパイロット2.0搭載の日産アリアが、2021年6月より予約注文が開始された。セレナにも搭載されている。
プロパイロットとプロパイロット2.0の大きな違いは、ハンズオフ可能な速度です。プロパイロットは車速が30km/h未満に対して、プロパイロット2.0は最大120km/hまで作動。
プロパイロット2.0は、高速道路上でカーナビと連動することで車線変更や分岐、追い越しなどの際にハンドルを支援し、目的地まで連れて行ってくれる「ナビ連動ルート走行」が可能となっています。
自動運転技術
トヨタの「トヨタ・セーフティ・センス」、ホンダの「Honda SENSING」、スバルのドライバー異変探知システム「アイサイトX」など、日産以外にも各メーカーが車種に自動運転技術を搭載しています。
自動運転技術レベル5が実用化になる?
自動運転技術レベル5は、完全自動運転を意味し、運転者がいなくても自動車が走行できる技術です。日本では、2020年代半ばに実用化されると予想されていますが、実用化には、法整備や社会的課題の解決など、多くの課題が残されています。
たとえば、高度なセンサー技術や人工知能の開発、通信技術の進歩、法的規制の整備、社会的な課題の解決などが必要です。
また、自動運転車があらゆる条件下で安全に運転できるようになるためには、膨大な量のデータを収集し、膨大な時間をかけて学習する必要があります。
ただし、これらの課題は徐々に克服されているため、完全なレベル5の自動運転技術が実用化されるまでには、まだ時間がかかると思いますが、近未来では確実に実用化されるでしょう。
自動運転バスの登場で運転手どうなる?
バスの運転手が必要なくなる可能性は高いです。自動運転技術レベル5では、運転手が運転する必要がなく、完全に自動化されたシステムによってバスが走行することができます。
ただし、実際にバスの運行においては、自動運転システムの安全性や信頼性に関する問題や、特定の状況下での運転手の手動操作が必要な場合があるため、運転手の配置が必要であると考えられます。また、自動運転システムの導入によっても、バスの車両整備や管理、乗客対応などの業務が依然として必要になると思われます。
運転手の人員削減が進むことは確実でしょう。自動運転技術によって運転手の負担が軽減されることで、人手不足の解消やコスト削減などのメリットが期待できるため、今後バス業界でも自動運転技術の導入が進むでしょう。
言いたい!
昭和の時代には、多くの子供たちが将来の夢としてバスの運転手さんを思い描いていましたが、自動運転技術の進化により、そのような職業が存在しなくなる可能性がありる。
いずれにせよ、令和生まれの子どもたちにとっては、バスの運転手さんという職業を選択肢として持つことはなくなるのだろうね。 働くおじさん、働くおじさん、サヨウナラ~♪